フリーランスエージェントに登録してみたものの、「マーケ案件が少ない」「単価が低い案件ばかり出てくる」「どのサービスを使えばいいか分からない」と悩んでいませんか?
エージェント選びは、案件獲得の効率と単価に直結します。同じスキルセットでも、使うサービスによって月5〜15万円の単価差が生まれることも珍しくありません。マーケ職種に特化した案件を効率よく探すには、サービスの特性を正確に理解した上で選ぶことが重要です。
この記事を読めば以下がわかります:
- 主要フリーランスエージェントのマーケ案件数・単価水準の実態
- マーケターが「損しやすい」エージェントの特徴と回避法
- 職種別・目的別のサービス選び方と組み合わせ戦略
フリーランスエージェントの種類と特徴を整理する
フリーランスエージェントは大きく3つのタイプに分けられます。それぞれの特性を理解することが、サービス選びの出発点です。
① 総合型エージェント(レバテック・Midworks・ランサーズ等) エンジニア・デザイナー・マーケターなど幅広い職種を取り扱う。案件数は多いが、マーケ職種の割合は全体の10〜20%程度にとどまるケースが多い。競合が多いため、単価交渉の余地が薄くなりやすい。
② マーケ特化型サービス(markerate.com等) マーケ職種に特化した案件のみを掲載。案件数は総合型に劣るが、単価水準が高く、ミスマッチが少ない。「相場+10%以上のみ掲載」というような独自基準を設けているサービスもある。
③ アグリゲーター型(フリーランスボード等) 複数エージェントの案件を横断して一括検索できる。サービス自体は案件を持たないため、情報収集・比較には便利だが、単価情報の統一基準がなく比較精度に限界がある。
この3タイプを目的に合わせて使い分けることが、案件獲得の効率を上げる基本戦略です。
主要エージェント徹底比較
マーケターが実際に使う代表的なサービスを、マーケ案件数・単価水準・専門性サポートの3軸で比較します。
| サービス名 | タイプ | マーケ案件数 | 単価水準 | マーケ職種サポート |
|---|---|---|---|---|
| レバテック フリーランス | 総合型 | 中(全体の15%程度) | 標準〜やや高め | エンジニア寄り |
| Midworks | 総合型 | 中(全体の10〜20%) | 標準 | 福利厚生が充実 |
| ITプロパートナーズ | 総合型 | 中(週2〜3日案件が多め) | 標準〜やや高め | 副業・スタートアップ向け |
| フリーランスボード | アグリゲーター | 多(複数横断) | バラバラ | 比較ツールとして有効 |
| マーケレート | マーケ特化 | 少〜中(マーケのみ) | 相場+10%以上 | マーケ職種に完全特化 |
補足: 上表の「単価水準」は相対評価。「相場+10%以上」の掲載基準を持つサービスは、量は少なくなる代わりに、表示される案件の質がそろっている。
「総合型を選んで損した」パターンとその原因
総合型エージェントが悪いわけではありませんが、マーケターが陥りやすい失敗パターンが存在します。
パターン1:マーケ案件が少なくて探し疲れる
総合型は案件数10,000件以上を謳うサービスも多いですが、そのうちマーケ関連は1,000〜2,000件程度というケースが珍しくありません。広告運用・SEO・SNS・CRM/MAを絞り込もうとすると、さらに数百件に絞られ、希望条件に合う案件が「実は数十件しかない」という状況も。
パターン2:エンジニア相場でマーケ単価が設定されている
総合型エージェントはエンジニア向けに構築されたサービスが多く、マーケ職種の相場基準が曖昧なケースがあります。たとえば、広告運用の相場は月35万円程度ですが、エンジニア向けの比較軸で提示された案件が「相場並みに見えて実は低め」という状況が起きやすいです。
パターン3:担当者のマーケ知識が浅い
エージェントのキャリアアドバイザーがマーケ職種に詳しくないと、「Google広告とMeta広告の両方できます」という強みを正しく評価してもらえず、相場よりも低い案件を提案されることがあります。
これらのパターンを避けるには、マーケ職種に特化したサービスか、マーケの相場を理解した担当者がいるエージェントを選ぶことが重要です。
職種・目的別のサービス選び方
マーケターのフリーランスとしての目的は一様ではありません。職種と目的によって、最適なサービスが変わります。
高単価を最優先するなら:マーケ特化サービス
月40万円以上の案件を狙うなら、掲載基準が明確なマーケ特化サービスが有効です。「相場+10%以上のみ掲載」という基準があれば、検索結果に出てくる案件が全て高単価基準をクリアしているため、選別の手間が大幅に削減されます。
マーケレートでは相場+10%以上の案件のみを掲載基準としており、広告運用(基準35万円)・SEO(基準20万円)・CRM/MA(基準75万円)それぞれの職種で相場比較情報が付与されています。「この案件が相場より何%高いか」が一目でわかるため、単価交渉の判断軸にもなります。
副業・週2〜3日案件を探すなら:ITプロパートナーズ
副業や週2〜3日稼働でのフリーランス案件を探すなら、スタートアップ向け案件に強いITプロパートナーズが選択肢に入ります。スタートアップ特有の「週1〜2日の顧問型マーケ案件」が多く、本業と並行しやすい案件が見つかりやすいです。単価は月20〜40万円台が中心。
幅広い選択肢から比較検討するなら:フリーランスボード
複数エージェントの案件を横断して確認したいなら、アグリゲーター型のフリーランスボードが便利です。ただし、単価情報の基準が統一されていないため、「この案件が自分の相場より高いか低いか」の判断は自分で行う必要があります。情報収集フェーズで使い、応募はエージェント側で行うという使い方が効率的です。
単価を上げるためのサービス活用戦略
エージェントを選ぶだけでなく、「使い方」も単価に影響します。
| 戦略 | 内容 | 効果 |
|---|---|---|
| 相場を先に把握する | マーケ特化サービスで相場データを確認してから応募 | 交渉の下限を守れる |
| 1サービスに絞る | 複数並用せず1つのサービスを深く使う | 担当者との関係構築→提案精度が上がる |
| 職種タグを絞る | 「マーケ全般」ではなく「広告運用×DtoC」で検索 | ミスマッチ案件に時間を使わない |
| 継続案件を優先する | 3〜6ヶ月以上の継続見込みがある案件を選ぶ | 月次探しのコストがなくなる |
特に「相場を先に把握してから応募する」というステップは重要です。相場を知らずに応募すると、エージェントが提示した金額を「妥当かどうか」判断できず、結果として相場以下の案件を受けてしまうリスクがあります。
まとめ・次のアクション
フリーランスエージェント選びで押さえるべきポイントをまとめます。
① 総合型は件数が多いが、マーケ職種の単価基準が曖昧になりやすい エンジニア向けに設計されたサービスでは、マーケ職種の相場評価が正確でない場合がある。担当者のマーケ知識も事前確認が必要。
② 目的によって使うサービスを変える 高単価案件を狙うならマーケ特化型、副業・スタートアップ案件ならITプロパートナーズ、幅広い比較にはフリーランスボード。目的を先に決めてからサービスを選ぶのが効率的。
③ 相場を把握してから動く 案件に応募する前に、自分の職種・経験年数の相場ラインを確認することが全ての出発点。相場を把握した上で案件を選ぶことで、同じスキルでも年間100〜200万円の差が生まれます。
マーケレートでは、広告運用・SEO・SNS・CRM/MA・戦略の各職種で相場+10%以上の案件のみを掲載しています。「まず相場を確認してから案件を探す」という使い方が、高単価案件を効率よく獲得するための近道です。